【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 13】新素材が新デザインをもたらした

自動車 ニューモデル 新型車
【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 13】新素材が新デザインをもたらした
【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 13】新素材が新デザインをもたらした 全 3 枚 拡大写真
インテリアにおける最大の特徴が、新素材の採用だ。荷室のフロアは取り外し可能な樹脂製を採用し、シートは撥水加工を施している。素材がデザインの大きな要素を占めているといっていいだろう。チーフ・プロダクトデザイナーの中島敦さんはいう。

「これまでアイディアはあっても、シートにはこんな素材は使われませんでした。耐久性もそうですが、やはりコストの問題が大きかったでしょう。国産車の場合、シートはお金がかけられなかったですから」

シート素材の商品名はいえないそうだが、従来品の転用ではなく、新たに開発した専用素材とのこと。スポーツシートの座面に配したドット状のエンボス加工は、量産車ではこれまで見られないもの。独特の光沢がある素材特性を生かしたデザインだ。

随所に採用されたグラファイトやメタリック以外にも、ゴムをはじめさまざまな素材の研究や試作が進められた。今後は新素材が新しいカーデザインを生み出すことも多くなるだろうと中島さん。確実に日産のモノづくりは変わってきているようだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  4. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る