損益悪化で表面化したクライスラーの新型車開発プラン

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損益悪化で表面化したクライスラーの新型車開発プラン
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ダイムラー・クライスラーのクライスラー事業部は、経常損失を圧縮するため、ダッジの新型SUV、ジープ『グランドチェロキー』より一回り大きなサイズのSUV、後輪駆動を採用したクーペタイプのコンバーチブルモデルなど、複数のモデルの開発を凍結することを決めたようだ。

これはロイター通信が23日に報じた。ダイムラー・クライスラーが近く発表する第3四半期の経常損益の赤字は5億2800万ドル(約569億円)に達し、これを圧縮することを目的に、売上げの伸び悩むクライスラー事業部の新車開発を凍結することになったとされる。新型車の開発はもちろんだが、2004年に予定されているグランドチェロキーのモデルチェンジも見送られる可能性が高くなった。

クライスラーのCEO、ジム・ホールデンは新型車の開発凍結に前向きな考えを示し、経費などを含む20億ドル(約2156億円)のコストを削減するためにはやむを得ないものとしている。

《石田真一》

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