【一新! トヨタ『マークII』】意外と手法が新しい室内デザイン
自動車 ニューモデル
新型車

広いけれども、スポーティで締まった緊張感を持たせることもそのひとつ。そのため、窓下のベルトラインに濃い色を配置し、剰員が囲まれている印象を与えた。その上で木目調オーナメントで広がりを表現するという手法をとっている。
センタークラスター部は、従来であれば金属プレートなどを配して構成したが、それとは異なる演出を狙った。
操作スイッチ類にはあまり凹凸をつけず、スッキリとレイアウトして煩雑さを払拭している。これまでは操作性の問題からあまり採用されなかった発想だが、オートコントロール化が増えたことも実現化に一役かった。もちろんスイッチそのものを大きくすれば、操作に支障はなく、またオーナーカーであり、運転者の操作系の習熟度が高い傾向にあるというマークIIの特性も促す要因となった。
一方、造形した面を見せることで広さの演出も抜かりない。それが、外形を重視した作り方へのトライである。
これまでのようにパーツ単体を独自にデザインしていくのではなく、空間全体をまず作り、各部を切り割りして置いていくといった行程を経た。これにより、全体の一体感をくずすことなく、各機能を独立化している。
スポーティな走りを主体にする以上、安心感のなかにも力強さを感じさせる空間づくりを心がけたと皆見氏はいう。
《》
この記事はいかがでしたか?
ピックアップ
-
【一新! トヨタ『マークII』】「大人のスポーツ」はコレ
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】未だに80点主義がコンセプト?
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】 マークIIのすべてがわかる写真23点
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】「ツアラー」が消えた! が、しかし……
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】こいつはミニバン・キラーだ!
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】オヤジを若返らせたデザイン・テクニック
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】意外と手法が新しい室内デザイン
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】とことんユーザー、トヨタデザインの遺産
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】高級感とスポーティネスは両立したのか?
自動車 ニューモデル -
【一新! トヨタ『マークII』】歴代モデル比較:燃費は進化していない?
エコカー -
エンジンワークス化へF1の未来……トヨタ参入と同時?
モータースポーツ/エンタメ -
墜落した飛行機でトヨタが“ある”実験をしていた
自動車 社会 -
【カーデザイン・サミット Vol. 10】これが日本が世界に誇るデザイン
自動車 テクノロジー -
【これが日産『エクストレイル』だ! Vol. 13】新素材が新デザインをもたらした
自動車 ニューモデル -
インパクってなんだ!? バーチャル博覧会にトヨタも出展
自動車 テクノロジー -
【東京モーターショー出品車】トヨタ---ハイブリッド『エスティマ』と新型SUV
自動車 ニューモデル -
次のクルマのデザイントレンドは“オルゴニック”だぞ!!
モータースポーツ/エンタメ -
トヨタ銀行、いよいよ実現か?---その第一歩
自動車 ビジネス -
【2005年東京ショーを見た! Vol. 1】トヨタが早くも動いたぞ!!
自動車 ニューモデル -
【変わった!! 新型『カローラ』 Vol. 13】優しく包む内装デザイン
自動車 ニューモデル