【一新! トヨタ『マークII』】高級感とスポーティネスは両立したのか?
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「多少そういうところはあるかもしれません。フロントとサイドでは、前回のマークIIの『グランデ』と『ツアラー』の間にあるようなスポーティさをエッジを出すことでねらっています。リアは逆にその勢いを落ち着かせるような上質な感じをねらっています」と北角氏。サイドの上側のエッジのラインは、リアのコンビランプにある緩やかなカーブに変化しつつつながって行く。これがそれを表現しているというのか。
しかし高級感とスポーティの両立をフロントとリアで分けてしまう解決方法には多少の疑問が残る。このリアのデザインでマークII全体のバランスが崩れてしまっているように感じる。マークIIは日本市場専用車であるだけに日本人の好みには合わせたというが、これではユーザーのデザイン意識のレベルはこんなものと低く見ている、ととらえられても仕方ないのでは?
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