新型車の効果は……数値にしっかりと現れた

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日本自動車工業会は25日、2000年度上半期(4〜9月)の自動車生産実績をまとめ、発表した。生産台数は前年同期比3.5%増の490万7029台で、上半期としては3年連続で500万台を割り込んだものの、2年連続の増加となった。

上半期実績の車種別内訳は、前年同期比4.9%増の403万8760台で2年連続のプラスとなった。その理由として、北米やアジア向け輸出が依然として好調なことに加え、乗用車タイプの新型車の発売が相次いだことから、国内向け販売も回復基調になったことが生産台数増加の要因となったようだ。ただし、9月の単月値は欧州向け輸出がユーロ安の影響で減少したこと、東海地方豪雨が影響したことなどの理由で9.6%下落し、84万4163台と、8カ月ぶりにマイナスとなっている。

1〜9月の累計では760万7263台で、前年同期比2.7%増となった。自工会では「残り3カ月が前年比4%減のペースとなっても、年間1000万台は達成できる」としている。   

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