“アジア・カップ”韓国が日本に挑戦、ひょっとして大化け!?

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“アジア・カップ”韓国が日本に挑戦、ひょっとして大化け!?
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韓国・現代(ヒュンダイ)自動車の日本法人、ヒュンダイモータージャパンは25日、来年から日本で発売する車種や販売網などを発表した。初年度は小型セダン『エラントラ』、SUV『サンタフェ』、ミニバン『トラジェ』の3車種で年間5000台の販売を目指す。

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全国40拠点の専売店にくわえ、80拠点の指定整備工場とも契約し、アフターサービスで万全の体制を敷く。補修部品の管理はヤナセに委託し、主要部品は即日納品の体制を整えている、という。

韓国車はかつて、NIES(新興工業経済群)製品と呼ばれ、昔の日本製品のように低価格を武器に世界市場を席巻した。現代車も、日本車を500〜1000ドル下回る価格で米国に86年に上陸し、一時は日本車を蹴散らす勢いを見せた。

しかし、品質問題で粗悪イメージが広まり、ウォン高も手伝って2年後に販売が急減した経緯がある。日本の自動車業界関係者は、韓国車と聞くと当時の粗悪イメージを思い浮かべる人が多い。

しかし、現代自の品質改善運動や部品産業のグローバル化で品質格差は急速に縮まっている。活発化する日韓交流やワールドカップ日韓共催などの追い風も受け、ヒュンダイモーターは「日本市場で認められれば世界でのブランドイメージ向上にもつながる」(金社長)と張り切っている。

気になる価格は12月上旬に発表予定。ブランドイメージとの兼ね合いもあるが、日本市場攻略のため、インパクトのある戦略価格を打ち出してくるはずだ。

《編集部》

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