ビステオンとカヤバが新世代パワステ開発競争に参入

自動車 ビジネス 企業動向

デルファイが先日発表したエレクトリック・パワーステアリング・システムの市場に、アメリカのビステオンと日本のカヤバ工業が提携して参入することが明らかになった。エレクトリック・パワーステアリング・システムの特徴は軽量、低燃費で、各自動車メーカーも今後このシステムの導入に積極的な姿勢を見せている。

ビステオンはカヤバ工業をパートナーに選んだ理由について、カヤバ工業のパワーステアリング生産の実績、アメリカやヨーロッパにも進出している技術力の高さを挙げている。またビステオンがカヤバ工業のアジアへの浸透力を通してアジアマーケットへの参入を目指すことも大きな理由。

両社提携でのエレクトリック・パワーステアリングがいつごろ製品として発表されるのかは未定だが、自動車メーカーからの燃費削減への強い要望もあり、かなり早い時期での製品化が期待されている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る