ファイアストンCEO、裁判では欠陥を否定

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ファイアストンCEO、裁判では欠陥を否定
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ファイアストンのタイヤが原因で引き起こされた事故に対する賠償請求訴訟が、アメリカ・インディアナポリスの連邦裁判所で行われているが、法廷で同社のジョン・ランピCEOは「我々は欠陥を把握していない」と証言を行った。

この裁判は、ファイアストン社製タイヤ『ウィルダネス』のドレッド剥離が原因で事故を起こし、死亡した被害者の遺族が起こしたもの。類似性があるため、別地域で提訴された分も含め、現在までに提訴された約60件をひとつにまとめている。

27日の裁判ではジョン・ランピCEO自らが証言台に立ったが、この席でランピ氏は「我々は欠陥を発見していないし、欠陥があるのかどうかも突き止めていない」と証言。公聴会などでは一部欠陥を認めるような発言もあったが、巨額な賠償金を課せられる恐れのある訴訟では「事実を容認しない」という戦略に出るようだ。

《石田真一》

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