損害保険会社冬の陣で、懸念されるユーザーメリット

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損害保険会社大手の安田火災と日産火災、大成火災の3社は2002年4月に経営統合する方針を固めた。3社はみずほファイナンシャルグループに属している。経営の統合で、資源を有効活用するとともに、商品開発などのコストを削減、経営効率化を図る方針だ。

損害保険会社は損害保険料率が自由化されたことから、合従連衡が急進展している。業界トップの東京海上は日動火災と経営統合を発表しており、2001年10月には三井海上と住友海上が合併する。日本火災と興亜火災も2001年4月に合併することが決まっている。これまで業界2位だった安田火災は3社統合で、国内2位を維持する。

損害保険会社は合併、経営統合が急速に進み、もともと商品力の特徴に違いが無かっただけに「どことどこがくっついたのか分からない」ほどの混線状態に。ただ、せっかく料率が自由化になって多様な保険商品、価格の競争が進み、ドライバーにメリットが生まれてくると見られていたのに、大グループ化で自由化のメリットが無くなるとの指摘もある。

《レスポンス編集部》

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