【解説-新世代『ミニ』】ハイテク素材でレトロ演出
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ダッシュボードの左右中央に構えた速度計やシンプルなトグルスイッチは、過去との明確なつながりを見せる。しかしマルチファンクション・ステアリングホイール、空調、電動ウィンドウ、CDプレイヤー付きサウンドシステムなどは現代の要素である。さらにオプションのカーナビは高級感ただようデザインだ。
窮屈だった初代ミニのドライビング・ポジションがスポーティなポジションに変わったことは歓迎。外寸からすれば室内空間は非常に広いといえる。新型の全長は3500mm、初代より400mmも大きくなった。それでも現代ユーロピアン・スモールカーの中では、まだまだ小さい方だ。
> 次回へつづく
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