業績悪いからクビ。ダイクラの取締役更迭劇

自動車 ビジネス 企業動向
業績悪いからクビ。ダイクラの取締役更迭劇
業績悪いからクビ。ダイクラの取締役更迭劇 全 1 枚 拡大写真

自動車メーカー大手ダイムラー・クライスラーは17日、旧クライスラー部門で北米事業部のジェームズ・ホールデン取締役を業績悪化を理由に更迭、後任に商用車事業を統括していたディーター・ツェッチェ取締役を起用したことを発表した。

北米事業部(旧クライスラー部門)は、アメリカ市場で得意としてきたミニバンやSUVの売上げが日本車のニューモデルなどに追われて悪化。7〜9月期の販売台数が前年同期比でおよそ14%も減少した。生じた営業赤字は約5億8000万ユーロで、これが今回の更迭のキッカケとなった。

後任のツェッチェ氏は、ダイムラー・クライスラーCEOのシュレンプ氏の信頼が厚いことから今回の起用となったが、トップが変わったからといって即、売上げが回復するわけではなく、苦戦が予想される。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る