【解説-新世代『ミニ』】運動性能は旧型を越えられたか

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【解説-新世代『ミニ』】運動性能は旧型を越えられたか
【解説-新世代『ミニ』】運動性能は旧型を越えられたか 全 3 枚 拡大写真

新型『ミニ』の開発に時間がかかった最大の理由は、先代がこれだけ長期間にわたって愛された理由がそのファン・トゥ・ドライブなハンドリングにあり、新型でもそれを再現しようとしたからである。

新型ミニには新開発のプラットフォームが用いられているが、ニュルブルクリンクをはじめ、世界各地でテスト車両が目撃されている。

エンジンパワーを前輪へ伝達するトランスミッションは、標準設定で5MT、オプションでクラッチレスCVTだ。CVTはすでに『MGF』に採用されているもの。フロント・サスペンションはマクファーソン・ストラット、リアはBMW『3シリーズ』のZビーム・マルチリンクを改修の上、流用している。

これらに加えて、先代より延びたホイールベース、広がったトレッド、低くなった重心、さらに同寸法のクルマと比べて2〜3倍の剛性をもつボディなどにより、新型ミニの動力性能はなかなかのものに仕上がっている。

> 次回へつづく

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