自動車輸出台数は減少傾向、だが先行きは明るい?

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日本自動車工業会によると、10月の四輪車輸出台数は 前年同月比6.3%減の36万0954台で、2カ月連続で前年同月を下回った。前月比では12.0%の減少だった。円高・ユーロ安で、欧州向けも17.8%減と大幅に減少したのが主因。

北米向けは、前年比7.0%減の14万5065台。うち米国向けは販売に減速傾向が出始めていることから5.5%減 の13万2747台で、米国向けは、2カ月連続のマイナスとなった。増加したのはアジア向けだけ。

輸出総額は前年比1.8%増、前月比10.4%減の73億8733万ドル。車種別台数では、乗用車が前年比7.7%減の30万9028台、トラックが同2.3%増の4万8288台、バスが同24.8%増の3638台だった。

ただ日本自動車工業会は、今年1年間の輸出台数では前年(440万8953台)を上回るとみているという。 これは1-10月の累計が前年同期に比べ若干増え、アジア向けが今後も順調と予想されることから。前年を上回るのは3年ぶりになる。

《高木啓》

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