内容に矛盾があっても、供述調書の校正は許されません

自動車 社会 社会
内容に矛盾があっても、供述調書の校正は許されません
内容に矛盾があっても、供述調書の校正は許されません 全 1 枚 拡大写真

広島県警は29日、交通事故の調書の内容を改ざんしたとして、管内の海田警察署の交通課に勤務する警部補へ減給の懲戒処分を実施するとともに、虚偽有印公文書作成、同行使容疑で書類送検し、同警察署の署長ら、当時の上司3人も注意などの処分にした。

広島県警の監察官室によると、今年2月に発生した右折車と直進車が関係する交通事故の供述調書をこの警部補が担当していたが、直進車を運転していた男性の供述内容に「一部、矛盾が生じる」と思い込み、7月13日に計5カ所を無断で改ざんし、実況見分調書の内容も改ざんした供述調書に合致するよう、こちらも改ざんした疑いがあるという。

この警部補は監察官室の取調べに対し、「40件余りの未決案件があり、処理を急ぐあまり関係者の同意を得る余裕がなかった」と話している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る