【これが『スマート』だ!!】このメカで130万円はバーゲンプライス!

エコカー 燃費
【これが『スマート』だ!!】このメカで130万円はバーゲンプライス!
【これが『スマート』だ!!】このメカで130万円はバーゲンプライス! 全 3 枚 拡大写真

メーカー希望小売価格130万円という価格で発表された『スマートクーペ』だが、その内容を考えれば決して高くない。いや、バーゲンプライスとも呼べる価格といえる。

まずエンジンでは、直列3気筒598ccエンジンにインタークーラー付ターボを装備し、また負荷が高い状況(追い越しなど)ではブーストを一時的にアップさせトルクを10%上昇させるという、まるでオーバーテイクスイッチのごとき“オーバーブースト機能”も備わる。ちなみにこのエンジンはメルセデス・ベンツ製とされ、単体重量は59kgと発表されている。

このエンジンに組み合わされるトランスミッションがまた凝っている。『SOFTOUCH(ソフタッチ)』と呼ばれるそれは、6速シーケンシャルにオートマチックモードが付いたもので、日本仕様ではギア比の変更もなされているとのことだ。

シーケンシャル式では、一般的なATで使われる“トルクコンバータ”を介さないため、エンジンパワーが無駄なく伝達されるというメリットがある。ただしクリープ現象は発生しないため、坂道発進などでは気遣いが必要だろう。またこのギアにあわせてスロットルは電子制御式、いわゆる“ドライブ・バイ・ワイヤ”となっており、細かな燃料噴射制御を行うことによって燃料消費の低減を狙っている。

このエンジンとトランスミッションで750kgと若干重いボディーを引っ張り、10・15モード燃費は19km/リットルとされている。個人的には、e燃費ランキングの常連、スズキの3気筒ターボエンジン勢(アルトワークス、ワゴンRなど)との対決が楽しみだ。

また、これらのパワートレインはリアアクスルの上に配置され後輪を駆動するが、見るからに短いホイールベースのため、走行安定性のために電子デバイスがいくつか採用されているABSはもちろん、トラクションコントロールも装備され、またオーバーステア、アンダーステア時には、エンジン出力を制御したりクラッチを断続するスタビリティー・コントロールも備えられ、アクティブ・セーフティーにも細心の注意が払われている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る