チャイルドシートメーカーのリッチェルは、『ジュニアシートST』と『ジュニアシートDX』の2種類に不具合があったとして製品を回収するサービスキャンペーンを行うと運輸省に報告した。対象となるのは1999年11月から2000年11月までの間に製造された全ての商品、総計18万6989個が対象。
不具合の内容は、(1)ジュニアシートST(RJS-410)に、運輸省型式指定マークが貼付されていない製品が一部市場に出荷されたため、道路運送車両法の技術基準に適合しているかの判断ができない場合がある。
(2)ジュニアシートST及びDX(RJS-410-DX)に、座席からのズレ防止用の補助ベルトが装着されていない製品が一部市場に出荷されたため、取扱い説明書に記載された使用ができない場合がある。
なお、乗員は自動車の座席ベルトで拘束されるので、補助ベルトの有無は、衝突時の拘束安全性能に影響は無いとしている。
苦情件数は合計29件。