トミーカイラ『ZZ II』は殿様スポーツカーではない!!

自動車 ニューモデル 新型車
トミーカイラ『ZZ II』は殿様スポーツカーではない!!
トミーカイラ『ZZ II』は殿様スポーツカーではない!! 全 2 枚 拡大写真

「世界第3位のスポーツカーメーカー」をめざすトミーカイラ(トミタ夢工場)は、新型スポーツカー『ZZ II』のスケッチを発表した。実車デビューは来年秋のフランクフルト・モーターショー、2002年に発売、そしてさらに夢は広がる。

ZZ IIはアルミ押出し材を多用した「スペースモノコック」シャシーに、日産『スカイラインGT-R』のエンジンをチューンした「RB27DETT」エンジンを搭載、550PSで4輪を駆動して(2駆仕様も可能)最高速度は330km/hを超えるという。この性能でZZ IIは2003年にルマン24時間耐久レースに参戦することを目標としているのだ。

ただしZZ IIはロードゴーイングカーとして「パートナーと一泊旅行に出かけるだけの、真夏のゴルフ場への足として使えるだけの、工夫が凝らされている」と副社長の解良喜久雄はいう。もっとも「軟弱な殿様スポーツカーではない」と付け加えるのは忘れなかった。

初代『ZZ』が模倣を生んだので、アイデアは最後までシークレットにすべきとの主張も社内にあったが、トミーカイラではあえて開発途中で中間発表に踏み切ったという。「やはりZZ II を待ち望むファンとトミーカイラを応援する企業、スタッフの期待に報いるため」だと、代表取締役社長の富田義一はいう。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る