【パリ〜ダカールラリー】シュレッサー上昇、勝負はこれから!

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各競技車両は、4日アフリカ大陸に上陸した。アフリカ最初のSS(スペシャル・ステージ)となる第4レグは、モロッコのナドールからエルラシディア間で139kmのSSが行われた。このコースはパリ・ダカでよく使われるモロッコのクラシック・ステージだ。

前半の路面は砂、多くの石が点在、チェックポイントを過ぎる地点からグラベル、そして後半は岩盤質の荒れた路面が続く。ハイスピードコースは軽量バギーのシュレッサーに有利に働いた。

トップタイムのJ.L. シュレッサー(シュレッサー・B. ルノー)は「13番手スタートだったので、スタートからアタックをかけようと思っていた。前を行く車の埃で抜くのは大変だった。スタートから一気に右に出て5台を抜き、そこからスピードをあげてゴールまで全開でいった」と語った。

昨日、パリダカ参戦以来初の総合トップに立ったチーム日石三菱ラリーアートの増岡浩は、2度のパンク、首位から10分15秒差の総合7位へ後退。「タイヤ空気圧の設定を低くしすぎた。もう少し砂の路面が多いと読んだのだが、石が多かった」

篠塚建次郎は33位から13位まで浮上。「広大なモロッコのコースでシュレッサーバギー勢がスパートするのは予想できた。砂丘に入ってが勝負だから、楽しみ」

J.P. フォントネが三菱勢の中では快調な走りを見せ、トップと3分40秒差で総合2位に浮上した。「最初の40kmはツイスティーでパンクに注意した。その後、ゴールまで全開で走った」

《高木啓》

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