アメリカは小型車の世紀、で日米摩擦?

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アメリカは小型車の世紀、で日米摩擦?
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1月3日
●フォードがタイヤも保証対象に---フォードでは2001年1月1日より、タイヤも車両の保証に含むことを決定した。ファイアストーンの事件以前にはタイヤはタイヤメーカーの保証と、車両とは分けられていた。ライバルのGMでは数年前からタイヤも車両の保証に組み込んでおり、フォードとしてはファイアストーンで受けたイメージダウンを払拭するためにもタイヤの保証を積極的に取り入れることになった。

1月3日
●DCに新たな株主代表訴訟---大株主である投資家のカ−ク・カーコリアン氏が起こしたダイムラー・クライスラーへの株主代表訴訟に続き、ワシントンの弁護士も小口株主たちの総意に基づく代表訴訟を起こした。ダイムラーとクライスラーが合併する際、業績が向上する、などの会社発表が虚偽であり株主に損害をもたらした、というのが理由。

1月3日
●アメリカは小型車の時代?---2000年度のアメリカの自動車販売の不振を分析した結果、小型車メーカーが業績を伸ばしていることが判明した。調査によると低価格の小型車は全体で6.9%売り上げが伸び、中型のSUVが14.5%も販売を落としているのと好対照。しかしラグジュアリーモデルの販売は順調で、アメリカ社会が二層化していることが浮き彫りとなっている。

1月3日
●DCが燃料電池のバン、小型バスに投資---ダイムラー・クライスラーでは9億4000万ドル以上をかけて、2004年までに燃料電池のバン、小型バスの開発を進めることを明らかにした。燃料電池のバンのベースにはメルセデスベンツ『スプリンター』が予定され、今年後半にも販売が開始される予定。燃料電池のバスも来年には販売が予定されている。

1月3日
●ブッシュ政権の運輸担当にミネタ氏---現在商務長官である日系人のノ−マン・ミネタ氏がブッシュ政権で運輸長官に任命されることが確実となった。日本に対して強硬な姿勢を取ることで有名なミネタ氏、運輸長官の座につけば日米自動車貿易摩擦問題が再燃する可能性は高い。

1月4日
●DCが現代自動車とトラックを共同開発---ダイムラー・クライスラーでは現代自動車とジョイントベンチャーとしてアジアマーケット向きのトラックを共同開発する合意に到達する見込み。もし合意すれば2002年から年間12万台の商業用トラックが生産されることになる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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