「おかしなバスが走ってる」という機転に助けられました

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京都市交通局は18日、13日に起きたバスジャック事故の解決に協力したとして、第一発見者である阪急バスの運転手に感謝状を贈ったことを明らかにした。

事件が発生したのは13日の21時35分、京都市伏見区の横大路車庫を出発し、竹田駅東口に向かっていた路線バスが刃物を持った男に乗っ取られ、乗客の女性一人を人質に、運転手へ「大阪へ向かえ」と命じた。

このバスを帰宅途中の阪急バス運転手が京都府乙訓郡大山崎町内で発見。バスが「竹田駅東口」行きの方向幕を出したまま、全く見当違いの場所を通っていることに疑問を感じ、勤務先の阪急バスに「おかしな市バスが大阪に向けて走っている」と連絡。知らせを聞いたバスの営業所が警察に通報した。

知らせを受けた大阪府警の茨木署の捜査員が国道171号線を大阪方面に向かうバスを発見。22時25分に機動隊員が茨木市内の交差点で停止させ、犯人を確保。運転手や人質の女性にケガはなく、事件は無事に解決した。

この結果を受け、市交通局の幹部が伏見区横大路にある阪急バスの支社を訪ね、運転手と支社代表に「迅速な判断で一人のけが人も出すことなく解決できた」と感謝状を手渡した。

《石田真一》

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