【トヨタ『ランクス/アレックス』】派生モデルではないんです

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『ランクス/アレックス』】派生モデルではないんです
【トヨタ『ランクス/アレックス』】派生モデルではないんです 全 2 枚 拡大写真

『ランクス/アレックス』の価格は、最も安い 1.5リッターの「X/XS150」で139万8000円〜となっている。これまでの例では、ハッチバックといえば、同系列のセダンより安い価格設定になっていることが多かったが、『ランクス/アレックス』の場合はそうではない。同排気量、同装備のセダンやワゴンと、ほぼ変わらない価格設定になっているのだ。これはなぜか?

「何度もいいますが、『ランクス/アレックス』はあくまで独立して作られた5ドア・ハッチバックであって、セダンから適当に派生させたモデルではないからなんです」と吉田健・チーフエンジニアは説明する。

つまりこの価格設定は、『ランクス/アレックス』を、「ハッチバック=安いクルマ」という従来のイメージのクルマとしてではなく、『ゴルフ』や『アストラ』にも匹敵する基本性能や高い品質を持ち、なおかつ新時代にふさわしいパッケージやスタイリングを備えた「プレミアム・ハッチバック」としてアピールしたい、ということなのだろう。

「それに、リアハッチを作るのにもけっこうお金がかかるんですよ(笑)。とくにCピラーを中心とするリア回りの剛性確保にね」と吉田チーフエンジニア。値段が安くないのには、それなりのわけがあるようだ。とはいっても、数年たつと「お買い得グレード」が追加されたりするものだけど……。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る