日野といすゞのバス事業統合、どうやら失敗に終わりそう!?

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日野といすゞのバス事業統合、どうやら失敗に終わりそう!?
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いすゞ自動車と日野自動車のバス事業統合計画があやしい雲行きになっている。なかなか新会社の概要が決まらない理由について日野の湯浅浩社長は「排ガス規制強化の対応に時間をとられているため」と説明するが…。

新会社発足の時期は合意当初、2000年末までとしていたが、いまだに概要すら固まっていない状況。これについて日野の湯浅社長は「合意後、排ガス規制強化の話が浮上したため急きょ、そちらの対応を急がねばならなくなった」ことから、新会社の方はお預け状態になっていると弁明。「3月末までには結論を出す。白紙撤回はない」としている。

しかし、関係者によると、計画そのものにどうやら無理があったとの見方もある。バス需要が縮小するなかでの事業統合は「総論賛成」でも、いざ現場どうしの話し合いになると、どちらの工場を活用するか調整がうまくうかず話し合いが暗礁に乗り上げている、という話もある。

両社ともに強い伝統のあるバス事業。双方が譲らない場合、生産合理化という当初の目的が果たせない可能性もありそう。

《編集部》

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