「あれは認められない」と、トヨタが社運をかけて『プリウス』の名誉挽回を

エコカー 燃費
「あれは認められない」と、トヨタが社運をかけて『プリウス』の名誉挽回を
「あれは認められない」と、トヨタが社運をかけて『プリウス』の名誉挽回を 全 1 枚 拡大写真

2000年度の自動車アセスメント(JNCAP)で、トヨタ自動車はハイブリッドカー『プリウス』の再試験を行うことが明らかになった。メーカーが試験費用を負担して安全対策を変更した自動車の衝突試験をやり直す制度を使う。

昨年度の自動車アセスメントで、プリウスはハイブリッドカーとして初めて選ばれ、試験を行った。しかし、その結果といえば、フルラップ前面衝突試験の運転席側が試験した中で最低ランクのB、助手側もAにとどまった。また、前面衝突試験の際には補機バッテリーが破損し、白煙が発生するというトラブルもあって、こうした結果が自動車アセスメントに記載されている。

この結果はトヨタにとってはショック。プリウスと言えばトヨタの自信作で「環境に優しい」を目指すトヨタの看板車種。そのプリウスが惨澹たる結果となったことから、トヨタはプリウスのマイナーチェンジで、安全性能の変更を実施した。自動車アセスメントでは、安全性を変更した車種は、メーカーが試験に伴う費用を負担することで再試験を行う制度があり、これを使って再試験を行なってもらう。

トヨタの思惑通りプリウスは汚名を返上し、名誉を取り戻せるか? 結果は4月に発表される。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る