【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】見かけ倒しじゃない機能美

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】見かけ倒しじゃない機能美
【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】見かけ倒しじゃない機能美 全 4 枚 拡大写真

今回の『プリメーラ』の美点のひとつとして、インストルパネル中央に配置された集中コントロールスイッチと、大型液晶ディスプレイ(最廉価グレード以外に標準装備)がある。

一見煩雑な印象を与えかねないこのスイッチ群だが、その内容を知るにつけ、なかなかよく考えられたインターフェイスであることがわかる。

この集中コントロールスイッチは、すぐ上にある液晶ディスプレイと連動することによって、カーナビはもちろん、テレビ、オーディオ、燃費やメンテナンスなどの車両情報、半ドアやガス欠などの警告情報など、これらの機能すべてをたったこれだけのスイッチで受け持っているのだ。ちょっとデキの悪いカーオーディオなら、それだけでスイッチの数はプリメーラのそれを超えてしまうだろう。

具体的には、使いたい機能に応じたボタンを押すことによって、その機能に応じた画面が呼び出され、ボタンの配置イメージが表示される。ユーザーはその配置イメージにしたがってボタンを押すことで操作をすることができるのだ。

つまり多くの携帯電話と同じように、ディスプレイに視覚的な情報が表示されることによって、一つのボタンに様々な機能をもたせることができ、結果、少ないボタン数で機能的にまとめることに成功している。もちろんユーザーにとっても、視覚情報によって直感的にボタンの機能を理解できる、というメリットがある。

「ヨーロッパでのテストでは、混み合った市街地から200km/hのアウトバーンまで、様々な状況でテストをしましたが、現地のテストドライバーにも大変使いやすいと好評だったのが嬉しかったです」と、松尾佳弘チーフ・プロダクト・スペシャリストは胸を張る。

この集中コントロールスイッチは、ハンドル位置が左右どちらでも対応できるため、輸出仕様にも採用されるとのことだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る