【新生MGローバー・ラインナップ】「MG」は「ローバー」じゃないんだぜ

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【新生MGローバー・ラインナップ】「MG」は「ローバー」じゃないんだぜ
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最近発表されたマイチェン『MGF』2シーター、そして今度はMGサルーンレンジのモデルチェンジ---MGローバーはこういった一連の動きが、将来イギリス・スポーツカーをリードするブランドを示唆するという。

BMW傘下にいた時のローバーグループは、ミッドシップのMGFでMGの名を改めて確立することに成功した。しかし、それ以上の発展はグループ内での競争を避けるために抑制されていた。

そして今MGローバーは抑圧から開放され、MGブランドのためにありとあらゆる政策を自由に実行出来るのだ。今回のような大胆なプランは、イギリスで最も人気のあるスポーツカーMGFの名声と、そのブランドの歴史があって初めて成立する。そしてさらにその上でスポーツタイプサルーンの新時代を築くことができるのだ。

MGブランドのスポーツイメージは、誰の目から見ても明らかである。これを証明するかのように、MGローバーは今後ルマン、イギリスTOCAツアー、ラリーなどのモータースポーツに参加する予定である。

「MGは独立した存在であり、ただ単にローバー主流から派生した車種とはいえない」とMGローバー社は言う。そういった意味では、今回の新型『X10』、『X20』、『X30』は、MGの黄金時代と呼ばれた1930年代の2シーターやサルーンにその在り方が似ているかもしれない。

「MGは妥協を許さないドライバーをも満足させるのです」と、MGローバー商品開発部のディレクター、ロブ・オルデイカー氏は自信たっぷりに言う。こういったローバー社の言葉は、これらの新しいMGXモデルを試乗してみて証明される。そして、オルデイカー氏らがMGブランドにかつての栄光を与えることができるかどうかも……。

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