「CARTでマニュファクチャラーズ・タイトル」と、トヨタ富田専務の強気

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「CARTでマニュファクチャラーズ・タイトル」と、トヨタ富田専務の強気
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トヨタの富田努専務といえば「トヨタ社内でのモータースポーツ責任者」として、知る人ぞ知る存在だ。その富田専務が掲げる、というよりも「トヨタのモータースポーツ事業部が掲げる目標」とは、CARTでマニファクチャラーズチャンピオンを狙うことだという。

今年のCARTでは5チーム/9台にエンジンを供給する。昨年は3チーム/5台だったことを考えると、これは大きな進歩といえるだろう。新型エンジンである『RV8F』の戦闘力がアップしたことはもちろんだが、供給チームが一気に増えたことで「単純に考えてもチャンスは倍増した」と、富田専務は自信ありげに微笑む。

たしかに昨年のマニファクチャラーズのポイントでは、2位のホンダと3位のトヨタの差はわずか38にすぎない。戦闘力の増したエンジン、搭載するチーム数の増加、そしてなによりも「トヨタのエンジニアリングに慣れた」チームが揃えば、その夢が現実のものとなる可能性は高い。

「ホンダを抜いても意味はない。目標はトップのフォードを抜くこと」と、極めて強気に語る富田専務。その自信が現実のものとなるのも遠くない気がする。

《石田真一》

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