政府は改正道路交通法案を閣議決定した。ひき逃げなどの悪質な交通違反者の罰則を強化する一方で、駐車違反とスピード違反の罰則強化は、反対する意見が多かったことから今回は見送った。
改正案では、ひき逃げを現行の「3年以下の懲役、または20万円以下の罰金」から、「5年以下の懲役、または50万円以下の罰金」へと罰則を強化した。このほか、酒酔い運転、酒気帯び運転の罰則も強化している。
しかし、その一方で罰金をこれまでの2倍まで引き上げることを検討していた駐車違反とスピード違反については、反対の意見が多かったことから今回の罰則強化を見送った。