【株価】全面安の中、底堅さが目を引いたメーカーは?

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【株価】全面安の中、底堅さが目を引いたメーカーは?
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全体相場が5日続落し、1985年7月以来の水準に下落。さらに、1月9日以来に値下がり銘柄数が1000を超えたとあって、自動車株も全面安となった。

トヨタ自動車は、前日比20円安の3930円
と続落。しかし、全体相場が最悪だけに、むしろ底堅さが目立った。この日は、「4月から子会社を通じてクレジットカードを発行し、証券子会社の営業を開始する」と、経済紙で報道された。2005年時点で、都銀下位行並みの金融部門の営業利益1000億円を計画しているとされ、新規ビジネスによる収益性アップに注目する向きが多い。

ホンダも、前日比10円安の4430円と下げ幅を最小にとどめた。月次の新車販売台数が、『ストリーム』等の好調から2月まで5カ月連続で前年実績を上回っており、新車効果が株価を支えた格好だ。

日産自動車は、前場こそ新車販売台数シェアの20%台復帰を好感して買われたが、終値は前日比11円安の743円と続落した。しかし、業績を下方修正する企業が相次ぐ中で、同社は増額修正の公算大。今後の株価の行方については、依然強気な見方が多い。

中国のSUVユーザー7万2000人への補償を決めた三菱自動車工業は、前日比10円安の334円と続落。

《山口邦夫》

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