「こんな便利なヘッドライトがあった」と、カムバックの動き

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「こんな便利なヘッドライトがあった」と、カムバックの動き
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1959年型キャデラック『ビアリッツ』というクルマは、巨大なテールフィンと「陸のヨット」と言われるサイズで、エポックメーキングとなったクルマだ。このクルマにはもうひとつ、対向車が近付くと自動的にヘッドライトの光量が下がる、という当時としては驚くべき技術が使われていた。ところがこの技術はその後発展することなく長く忘れ去られていた。

この当時も今も価値のある技術を復活させたのがジェンテックス社だ。今週開かれたデトロイトでのSAE(自動車技術者協会)ショーで、ジェンテックス社はスマートビームと名付けられたヘッドライトシステムを発表した。イメージセンシング・セミコンダクターが使われ、対向車のヘッドライトを関知すると自動的に光量が落ち、対向車のない場所ではハイビームになる、というもの。

フォードではすでにこのシステムを2004年モデルのリンカーン車に採用の予定だというが、ジェンテックスでは価格を150から200ドルに設定することにより、このシステムをより安価な車にも普及させたいと言う。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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