「こんな便利なヘッドライトがあった」と、カムバックの動き

自動車 ニューモデル 新型車
「こんな便利なヘッドライトがあった」と、カムバックの動き
「こんな便利なヘッドライトがあった」と、カムバックの動き 全 1 枚 拡大写真

1959年型キャデラック『ビアリッツ』というクルマは、巨大なテールフィンと「陸のヨット」と言われるサイズで、エポックメーキングとなったクルマだ。このクルマにはもうひとつ、対向車が近付くと自動的にヘッドライトの光量が下がる、という当時としては驚くべき技術が使われていた。ところがこの技術はその後発展することなく長く忘れ去られていた。

この当時も今も価値のある技術を復活させたのがジェンテックス社だ。今週開かれたデトロイトでのSAE(自動車技術者協会)ショーで、ジェンテックス社はスマートビームと名付けられたヘッドライトシステムを発表した。イメージセンシング・セミコンダクターが使われ、対向車のヘッドライトを関知すると自動的に光量が落ち、対向車のない場所ではハイビームになる、というもの。

フォードではすでにこのシステムを2004年モデルのリンカーン車に採用の予定だというが、ジェンテックスでは価格を150から200ドルに設定することにより、このシステムをより安価な車にも普及させたいと言う。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  5. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  6. ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
  7. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  8. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  9. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
ランキングをもっと見る