クライスラーでは今年の秋から販売するミニバン、タウン&カントリーのエンジンを230PS、3.5リットルV6という強力なものに置き換える、と発表していた。しかしこのところの販売の低調から、よりコストの安いモデルで競合相手より販売台数を伸ばすことを第一に、この計画を破棄する、と発表した。
この3.5リットルV6エンジンはクライスラーのフルサイズセダンに使われているもの。「もっとパワーのあるミニバンを」というユーザーからの要望に応える形で、流用が考えられていた。結局今まで通りクライスラーミニバンの最強エンジンは218PS、3.8リットルV6に留まることになったが、この作戦、吉か凶か?