【ジュネーブ・ショー2001続報】『イスパノスイザK8』を出展したマゼルとは?

自動車 ニューモデル モーターショー
【ジュネーブ・ショー2001続報】『イスパノスイザK8』を出展したマゼルとは?
【ジュネーブ・ショー2001続報】『イスパノスイザK8』を出展したマゼルとは? 全 3 枚 拡大写真

『イスパノスイザK8』を出展したマゼルは、バセルセロナ近郊にある自動車技術開発およびデザインモデル、プロトタイプ製作会社だ。すでに20年近い歴史があり、現在1万平方メートルの敷地で450人が働く。ジュネーブに展示されたプロトタイプや、今回提供された写真からは、技術力の高さがうかがえる。

バルセロナ近くに開発部をもつ大手メーカーにはセアトがあり、また同じフォルクスワーゲン・グループの、デザインセンター・ヨーロッパもあるから、マゼルはこれらの企業に協力していると思われる。ホームページは現地スペイン語に加えて、英語とフランス語とドイツ語が用意されている。英語は世界で広く使われているし、フランスも距離的に近いが、ドイツ語バージョンを用意する理由は?

いっぽう大手メーカーがマゼルのような商品開発に協力する独立系企業の存在を明らかにすることは少ない。したがって消費者が目にする製品からマゼルが存在をアピールすることは難しい。そこで協力メーカーを増やしたり、あるいは独自のビジネスを起こしたりするため、あるいは人材募集のために、独立系技術開発会社やデザイン会社はショーカーを展示している。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る