【F1マレーシアGP決勝】シューマッハが前人未到の記録

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1マレーシアGP決勝】シューマッハが前人未到の記録
【F1マレーシアGP決勝】シューマッハが前人未到の記録 全 2 枚 拡大写真
気温35度を超す猛暑、突然降り出したスコール。過酷な気象条件もチャンピオン、ミハエル・シューマッハには関係なかった。F1グランプリ第2戦マレーシアGPは日曜日決勝レースが行われ、ミハエル・シューマッハが前人未到の6戦連続ポール・トゥ・ウィンを成し遂げた。

土曜日の予選でも別格の強さと速さを見せつけフロントロウを独占したフェラーリ。しかしレース開始直後突然降り出した東南アジア特有のスコールのため、シューマッハ、ルーベンス・バリケロがそろってコースアウト。セーフティーカーが導入され、各マシンがレインタイヤを履き終えたときには10位まで順位を落としていた。

しかし1チームだけインターミディエイト・タイヤを装着したフェラーリは徐々に路面が乾くにつれマシンを次々に抜き去り、16ラップ目の第1コーナーでついにシューマッハがトップに立つ。バリケロもすぐに後に追い付き万全のワン・ツー体勢を築きフィニッシュ。3位にはマクラーレンのデビッド・クルサード(マクラーレン)が入った。

予選大活躍で3位スタートだったラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)はスタート直後バリケロと接触し順位を下げたものの、最後は激しく追いすがるミカ・ハッキネン(マクラーレン)をなんとか抑えて5位入賞を果たした。

ジョーダン・ホンダのハインツハラルド・フレンツェンは4位で2戦連続のポイント獲得。5番グリッドスタートだったチームメイトのヤルノ・トゥルーリは8位でフィニッシュした。BARホンダのオリビエ・パニスは2周目でマシンから火が出てリタイヤ。同じくBARホンダのジャック・ビルヌーブも激しい雨でスリップ、グラベル上でリタイヤとBARホンダにとってはオーストラリアGPに続いて残念な結果となった。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る