トヨタ自動車は『カローラフィールダー』と『カローラ』の制動装置に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは2000年9月5日から2001年2月2日までに生産した561台。
対象のクルマでは制動装置において、ブレーキマスタシリンダ(油圧発生部)からアクチュエータ(油圧制動装置)までの間のブレーキパイプを組み付ける時に変形させたものがあるため、そのままの状態で使用を続けると、原動機の振動などにより当該ブレーキパイプがパワーステアリング用油圧パイプと接触して損傷し、最悪の場合、ブレーキ液が漏れて制動力が低下する。
不具合件数は4件で、発見は市場からの情報による。