仲間外れは悪いので、大型トラックも排ガスを★★★で評価

エコカー 燃費
仲間外れは悪いので、大型トラックも排ガスを★★★で評価
仲間外れは悪いので、大型トラックも排ガスを★★★で評価 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、低排出ガス車認定制度に車両重量3.5トン以上の重量車(トラック・バス)を対象として新たに加えるため、低排出ガス車認定実施要領を改正し、4月1日から施行することを決めた。

低排出ガス車認定制度では、最新の排ガス規制値より有害物質の排出量を25%以上削減したものを1ツ星★、50%以上削減したものを2ツ星★★、75%以上削減したものを3ツ星★★★として認定している。しかし、これまでの認定制度では、型式指定車と装置型式指定を受けた一酸化炭素等発散防止装置を装着したもののうち、車両総重量3.5トン以上の重量車を除くものが対象だったため、トラックやバスなどの大型車は環境を重視したエンジンを搭載していたとしても、評価されなかった。

このため、4月1日からは制度を改め、新たに車両総重量3.5トン以上の重量車を追加する。認定する際の排出ガス試験方法は、ガソリン13モード、またはディーゼル13モードで、耐久走行距離は25万km。重量車は従来のHC、NOxに加えてPMの排出量も要件とする。2004、2005年の排ガス規制値を基にHC、NOx、PMを25%以上低減したものが1ツ星、50%以上低減したものは2ツ星、75%低減したものは3ツ星として認定する。

ただ、現状のトラック、バスのうち、認定されるレベルの環境性能のものは無いので、実際に適用されるのはまだまだ先のことだ。。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る