【WiLL第2弾デビュー】WiLLプロジェクトの『VS』以後は?

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【WiLL第2弾デビュー】WiLLプロジェクトの『VS』以後は?
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『WiLL VS』を生み出した「WiLLプロジェクト」は、トヨタ、朝日ビール、松下電器といった異業種の合同プロジェクトして、1999年8月にスタートしたものである。このプロジェクト自体は、これからも永続的に続いていくのだろうか?

「当初は開始から3年目までをひとつのめどにしよう、ということでスタートしています。3年目の時点で1度総括し、その後も続けるかどうか検討する予定になっています。しかし今のところ、やめようという話はないので、今後も続いてゆくと思われます」と答えてくれたのは、トヨタ自動車VVC(ヴァーチャルべンチャーカンパニー)のプランナー、木田健太さん。

では、トヨタ自動車にとっては、収益という点では「WiLLプロジェクト」はどうなのだろうか? 「1号車の『Vi』は、昨年1月の発売から今日まで、平均して月販目標の1000台を達成していますから、その意味では成功していると思います」と木田さん。

ところで、「WiLLプロジェクト」が3年間をめどに活動しているのであれば、現時点で残された時間は約1年と3カ月しかない。トヨタはこの短い期間に、さらに新型の『WiLLカー』を出すのだろうか? 「もちろん、計画はしています。いろいろと動いていますが、現時点では決定はしていませんね」。木田さんも、前述の『WiLL VS』の開発まとめ役の波多野強志さんも、口を揃えてそう答えた。

しかし、「WiLLプロジェクト」は3年間の活動期間のうち、すでに2年間で2台のクルマを世に出している。このペースと、トヨタの新車開発能力を考えれば、少なくとももう1台は、なにか出てきそうな気がするのだが……。

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