【新型ホンダ『ステップワゴン』出た!】いちばんよく使う人のためのデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
【新型ホンダ『ステップワゴン』出た!】いちばんよく使う人のためのデザイン
【新型ホンダ『ステップワゴン』出た!】いちばんよく使う人のためのデザイン 全 3 枚 拡大写真

「家族でバンザイ」「大人に二重マル、子どもにハナマル」という新型『ステップワゴン』はインテリアにも家族全員で使うための工夫がなされている。

【画像全3枚】

インテリアを担当した土屋直明デザイナーによるとフロアを下げて1ステップで乗り込めるキャビンは子どもでもお年寄りでも乗り込みやすいようにとの配慮だが、スライドドアを開けたところにあるグリップは初代の上下に長いタイプから天地を短くしてある。これは握力のない子どもはグリップの縦の部分より下辺に手をかけて、お年寄りは上辺に乗るように体重をかけられるように乗り込むというリサーチの結果だという。

またATのセレクタはウォークスルーのためにフロアではなくダッシュボード上に配置されているが、これもコラムシフトよりも見た目の簡単さ、使いやすさを追及した結果だという。大きく丸い形状も含めてお母さんが簡単に使えそうに見えるということを第一に考えられている。この考え方はエアコンの大きなダイヤル形状にも表れていて、若干突き出しが小さく掴みにくいのでは、との質問にも「径を小さくして突き出しを大きく取るよりも多少薄くても大径にしてノッチを大きく取った方が操作しやすい」との結論だという。

ドアロックのピンも同様で、外から見ても状態を確認しやすく、子どもでも動作を確認しやすいということで敢えて突き出している形状を採用したという。土屋デザイナーは「ホントはベンツのようにぜんぶ隠れてしまうタイプの方が好みなんですけどね」と語っていたが、新型ステップワゴンでは、週末にしか乗らないお父さんよりも月曜から金曜まで多くの時間をこのクルマで過ごすお母さんや子どものことを第一に考えて設計されているようだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る