BMW、水素燃料車の発売時期を明示---ただのパフォーマンス?

エコカー 燃費
BMW、水素燃料車の発売時期を明示---ただのパフォーマンス?
BMW、水素燃料車の発売時期を明示---ただのパフォーマンス? 全 1 枚 拡大写真

BMWは水素燃料自動車の市場投入を2006年度までに行うという目標を正式に定め、新しいタイプの水素燃料エンジンの設計に着手したことを明らかにした。

水素燃料エンジンの搭載が予定されているのは同社の最高級セダン『7シリーズ』で、昨年から実用化を前提とした走行実験が繰り返し実施されている「バイフューエルカー」から得たテスト結果をベースに開発が進められる。ただし、市販モデルに搭載されるエンジンは全く新しいものになるようで、製造コストの削減が前提となっているようだ。

BMWが環境対応車である水素燃料自動車の市販時期を明示した背景には、最大のライバルであるダイムラー・クライスラーが、開発中のメタノール改質方式燃料電池自動車の市販時期を2005年と定めたことにあるのは間違いないだろう。

水素燃料は環境保全には優れているが、その反面でインフラ確保の難しさや、燃料タンクの安全確保などの課題が山積している。今回の発表が実際の開発状況に則したものなのか、それとも単に燃料電池陣営に対向したパフォーマンスなのかは明らかでない。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る