【テレマティックス欧米の流れ】アウディがGMオンスターを採用

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【テレマティックス欧米の流れ】アウディがGMオンスターを採用
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カーマルチメディア、あるいはテレマティックスの欧米での動きはどのようなものだろうか。カーナビの普及や、iモードに代表されるモバイル・インターネット端末の普及は日本が突出している。ここでは車載インターネット端末とそれにともなう各種サービスについて、欧米メーカーの最近の動きを見てみよう。

【画像全3枚】

まず北米市場で車載情報サービスとして先行しているのがGM100%子会社のオンスター(OnStar)だ。11日、アウディ・オブ・アメリカは、今年後半に北米導入予定の『A4』から、オンスターを設定すると発表した。設定車種は以後、全車種に展開される。アウディは2000年に8万0372台をアメリカで販売しており、アウディ最大の輸出市場になっている。

オンスターはGPS(衛星ナビゲーション)と移動電話とを用いた情報サービスだ。この「アウディ・テレマティックスbyオンスター」では、従来のオンスターと同様に次のような機能がある。

●エアバッグ展開を察知して自動的に緊急手配
●遠隔ドアロック/ロック解除
●盗難車追跡
●ルート案内
●沿道情報
●バーチャル・アドバイザー:インターネットによるメール送受信、ニュース配信
●パーソナル・コーリング:ハンズフリー電話

《高木啓》

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