【テレマティックス欧米の流れ】グレードを選べるフィアットグループの「コネクト」

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【テレマティックス欧米の流れ】グレードを選べるフィアットグループの「コネクト」
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カーマルチメディア、あるいはテレマティックスの欧米での動きはどのようなものだろうか。カーナビの普及や、iモードに代表されるモバイル・インターネット端末の普及は日本が突出している。ここでは車載インターネット端末とそれにともなう各種サービスについて、欧米メーカーの最近の動きを見てみよう。

アルファロメオは去る3月のジュネーブ・モーターショーで『147』5ドアを発表したが、それと同時にフィアットグループは車載オンライン端末「コネクト」を導入した。他社と同様に、デュアルバンドGSM移動電話と衛星ナビゲーション・システムを併用した、電話、道路案内、緊急事態支援サービスである。秋からはWAP経由でインターネットにも接続できる。

コネクトの処理能力は「66MHzプロセッサーと32MB RAMを搭載したi486コンピューターに匹敵する」(広報資料)という。システムは今後、CD-ROMを用いてアップデートできる。また機能や性能に応じて3段階のグレードを選んで設定できるのは、他社のサービスにない特長だ。

《高木啓》

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