東南アジア諸国連合(ASEAN)域内でのホンダ車販売事業を統括するアジアン・ホンダモーターは8日、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシアなどASEAN4カ国で今年第1四半期に販売した二輪車の台数が、前年同期比30.2%増の63万0792台であることを明らかにした。
特に好調だったのがインドネシアでの販売で、実に前年同期比86%増の約31万台を販売。4カ国全体の販売台数のほぼ半数をインドネシア一国で売り切った。二輪車でのホンダのイメージが強烈だったことに加え、多少ラフに扱っても「壊れない」という評判が売上げを伸ばした。
シェアで見てもホンダは59.1%獲得して1位。2位には昨年3位のスズキが、ヤマハは代わって3位転落。4位はカワサキだった。