トヨタ、ついに欧州で独自開発ディーゼル

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ、ついに欧州で独自開発ディーゼル
トヨタ、ついに欧州で独自開発ディーゼル 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は16日、欧州市場向けのモデルに搭載するディーゼルエンジンについて欧州メーカーからの調達を取りやめ、独自開発エンジンを順次搭載していくことを明らかにした。

同社の欧州事業は為替変動の影響で00年度は230億円の営業赤字。業績好調なトヨタだが欧州事業がネックになってきた。フランスで『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)の生産を立ち上げたこともあり今後は現地生産化や現地調達率を高め03年の黒字化を目指す。

このなかでキーとなるのはディーゼル車の販売。欧州では乗用車でもディーゼル車の販売比率が全体市場の半分程度あり日本などに比べ比率が高い。このため日本メーカーが欧州でシェアを伸ばすにはディーゼルをいかに強化していくかが鍵となる。

トヨタは今秋の投入を計画している新型『カローラ』ではプジョーからのディーゼルエンジンの調達を取りやめ独自開発したエンジンを搭載する。その後も順次グループ会社を含め独自開発したディーゼルエンジンを順次各モデルの搭載し競争力を高めていく方針だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代『セリカ』が創刊号、全長20cmの1/18スケール国産名車コレクション…アシェットが2026年1月発売
  2. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  5. ホンダ、TomTomの高精度地図サービス採用…『アコード』の「Honda SENSING 360+」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る