【新聞ウォッチ】六本木・防衛庁跡地大売出し、トヨタ“本社移転”へ

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年5月25日付

●日本道路公団の民営化を検討、小泉首相が石原行革相に指示(朝日・1面)

●自動車大手5社の4月実績、輸出はマツダを除くトヨタなど4社が減少(朝日・11面)

●東京外環道計画、扇大臣の発言に反対連盟評価(朝日・30面)

●防衛庁跡地売却の一般競争入札受け付け開始(産経・1面)

●石油連盟、「公用車に低公害のガソリン車」も要請(産経・10面)

●GM「グランダムSEクーペ」とフォード「リンカーンLS」がリコール届け (毎日・28面)

●取引先の多角化で“脱日産”を誓うパイオラックス(日経・19面)

●日野自動車、前期の連結営業利益56億円計上、3期ぶり黒字化(日経・21面)

●タクシーに格付け導入、乗車拒否や清潔度をチェック(日経・37面)

ひとくちコメント

財務省によると、東京・六本木に隣接する防衛庁本庁舎跡地売却の一般競争入札の受け付けを開始するという。入札についての概要をきょうの産経などが伝えているが、売却する敷地面積は東京ドームの1.7倍、国有地一括売却としては過去最大規模となる。

売却価格は、民間不動産業者の推定では1000億円から1500億円に達する見込みだそうだ。そこで、気になるのはこの不況下で一般競争入札に名乗り出る“億万長者”がいるのかどうかである。そんな中で、かねてから噂になっているのがトヨタ自動車。

現在、水道橋にある東京本社は立地環境が悪く、「車のナンバーも“練馬”のため、広報試乗車などは“品川”ナンバーの九段(旧支社)で登録している」(トヨタ首脳)ほど。名実ともにグローバル企業を目指すトヨタにとって、その情報発信基地を青山のホンダ、銀座の日産のように、あこがれの都心一等地へ食指を動かしたくなるのも無理もない。

《山口邦夫》

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