オーストリアGPでザウバ−のキミ・ライコネンがイエローフラッグ中にオリビエ・パニスをオーバーテイクしたとBARが訴え出た件で、パリのインターナショナル・コート・オブ・アピールはBAR側の訴えを却下した。
関係各所から事情聴取や書類の提出を受け検討した結果、裁判所はオーストリアGPのスチュワードの判断を支持、これによりオーストリアGPでのライコネン4位、オリビエ・パニスの5位が確定した。
主張が認められなかったBARのクレイグ・ポラック代表は「残念な結果ではあったが、もちろん裁判所の判決は受け入れる。我々の目標は、イエローフラッグが振られている時にドライバーは安全という観点から、何をすることが許されているのかをはっきりさせることにあった」とコメントした。