【新聞ウォッチ】ゴーン社長もニンマリ!?、メキシコ日産は、“芸者”が大活躍

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【新聞ウォッチ】ゴーン社長もニンマリ!?、メキシコ日産は、“芸者”が大活躍
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年6月6日付

●メキシコ、「ゲイシャ」が売ります日産車、「過去最高19万台」強気の予測(朝日・13面)

●トヨタ、割安感のハイブリッド来週にも発売、「クラウン」搭載、公用車への普及も狙う(読売・8面)

●メキシコ、日産工場でルノー車生産、事業補官しシェア拡大狙う(産経・6面)

●米保険業界の調査でトヨタ「タンドラ」最高の安全度(産経・6面)

●4月の消費動向、自動車購入費落ち込み響く(東京・9面)

●「ベストファーザーイエローリボン賞」にカルロス・ゴーン日産社長ら受賞(毎日・26面)

●不正運転免許で1億5000万円の詐欺行為、神奈川の消費者金融会社告訴(毎日・27面)

●経団連の訪ロ経済使節団に、元ロシア首相が自動車技術支援要請(日経・5面)

ひとくちコメント

きょうの経済面は、珍しくメキシコの記事で溢れている。きのうは来日中のフォックス・メキシコ大統領と小泉首相が会談し、自由貿易協定の締結などに向けて前進したことを各紙が経済面で大きく報じているが、一方で自動車担当記者がメキシコ日産の工場見学に招かれたらしく、読売、毎日を除く各紙が現地からのレポートを掲載している。

ただし、「メキシコ日産でルノーの小型車を受託生産」(日経)、「メキシコの販売台数が過去最高を更新する見通し」(東京)など、ニュース性に欠く中身で苦心惨憺の様子がうかがえる。

なかでも朝日の「ゲイシャ(芸者)が売ります日産車」の見出しには驚いた。記事をよく読むと、現地の販売会社の社名が「ゲイシャ」。しかも、現地生産車が『ツル』(日本名『サニー』)という。ジョークなのかと思ったら、店頭では“重要なお客”には芸者姿のコンパニオンが出迎えてくれるそうで、至れり尽くせりのサービスで顧客満足度も最高とか。

徹底した合理主義のゴーン社長に比べ、メキシコでは、今も旧経営陣の古き良き時代の日産のカルチャーが引き継がれているようだ。

《福田俊之》

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