【誕生・新型日産『スカイライン』】サスとプレーキはこれ以上のものはない!
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リアサスペンションはこれまで同軸だったスプリングとショックアブソーバーを別配置にすることで、フリクション(摩擦)を旧型比70%も削減することに成功している。またフロント同様、アルミ素材を多用することで重量も20%軽量化されている。
ショックアブソーバーはバルブ部に、微小振動を吸収するダンピングコントロールリップが装着され、路面のザラザラ感を徹底的にカットすることに成功している。
ブレーキはペダルストロークを短縮、フィーリングも向上させる高応答ブレーキブースターが採用されている。ABSも応答レスポンスの良い新型モデルが標準装備される。ブレーキフォースはフロント63%、リア37%。旧型のフロント70%、リア30%に比べてかなり後輪寄りのセッティングだ。これは52:48という中立に近い重量配分によって許されるようになったセッティングで、フルブレーキ時もフロントがつんのめるような姿勢になりにくく、スポーティなドライビングが楽しめる。
3リットルエンジン搭載モデルには、エンジンやブレーキを電子制御することで緊急時の車体の挙動を安定させるVDC(ビークルダイナミクスコントロール)もオプション装着できる。