【CART第8戦 決勝】日本人ドライバー、もらい事故で涙を飲む

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【CART第8戦 決勝】日本人ドライバー、もらい事故で涙を飲む
【CART第8戦 決勝】日本人ドライバー、もらい事故で涙を飲む 全 3 枚 拡大写真

2001年CART「FedExチャンピオンシップ」シリーズの第8戦は、オレゴン州ポートランドに位置する1.969マイル(3.168km)のロードコースで開催された。好転に恵まれた前週のデトロイト戦から一転、決勝日のポートランドは気温10度、朝から小雨が振る悪コンディションのもとでレースが行われた。

レースはスタートから波乱続き。オープニングラップで3台がクラッシュするアクシデントを皮切りに、47周を終えるまでに9回のイエローコーションが発令される慌ただしい展開となった。度重なるイエローコーションで予定されていた98周を消化することができず、規定により2時間でレースは打ち切り。76周を消化して先頭でチェッカードフラッグを受けたのは、ポールポジションからスタートしたマックス・パピスだった。パピスは今季初優勝で、2000年の開幕戦以来となる通算2勝目をあげた。

日本人ドライバーにとっては不運続きのレースとなった。18番手からスタートした中野信治はスタート直後の1コーナーで追突を受けたせいでマシンのバランスが狂い、38周目にスピンした際にフロントサスペンションに致命的なダメージを与えたためリタイアした。もらい事故で涙を飲んだのは高木虎之介も同じ。6周目の接触でフロントサスペンションアームを曲げてしまった高木は、終始ハンドリングに苦戦。なんとか完走したものの、4周遅れの18位に終わった。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る