新車開発期間短縮でクオリティは?

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GMでは、過去5年間で新車の開発コストを40%削減することに成功した、と発表している。GMは新車のプランニングから実際の生産までの期間がビッグ3の中でもっとも長い、と言われて来た。

しかしここ数年でデザインの段階から実際に工場のラインに乗せられるまでの期間は平均で27カ月、と1998年の33ヶ月という期間からかなり短縮されている。また開発コストも過去1年間で1億ドル近く削減されており、コスト効率がよく回転の早い新車開発が可能になっている。アナリストによると、これはGMが傘下のブランド間でのプラットフォームやパーツの流用を進めて来た結果が大きいということらしい。

しかし新車開発期間を24カ月に縮め、現在ビッグ3の中ではトップのフォードの場合、開発コストの削減がそのままクオリティの低下に結びついている、と批判されている。実際JDパワーアンドアソシエイツの初期品質調査などでもフォード車は順位を下げており、コストカットで車の品質まで下がることが問題となっている。GMの場合はどうなのだろう?

《Sachiko Hijikata, US editor》

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