全体相場は反落し、自動車株も全般にさえない動きとなった。その中でホンダが、前週末比120円高の5600円と3日続伸。一時5680円まで買われ、5月2日の年初来高値5630円を更新した。国内外・北米の新車販売の好調に為替円安が加わり、今3月期業績の上方修正への期待が高まる一方。この日も、八千代工業や日信工業、ケーヒンなどの系列部品メーカーが買いを集めていた。
トヨタ自動車も、前週末比30円高の4420円と続伸。仏プジョー・シトロエン・グループと小型車の共同開発・生産で合意したと発表たことが、買い材料となった。欧州に合弁会社を設立し、年間生産台数は10万台規模とみられている。
日産自動車も1円高と小幅続伸したが、その他の各社は軒並み安。いすゞ、富士重工業が下げ、マツダ、スズキがさえない。