日石三菱のSS、ガソリン改質式燃料電池を導入

エコカー 燃費
日石三菱のSS、ガソリン改質式燃料電池を導入
日石三菱のSS、ガソリン改質式燃料電池を導入 全 1 枚 拡大写真

日石三菱は4日、神奈川県内の系列サービススタンド(SS)に発電出力5kwの据置型燃料電池を設置し、電気と熱を供給するという実証実験をスタートしたことを明らかにした。

燃料電池が設置されたのは神奈川県横浜市磯子区の根岸SSで、ナフサ(粗製ガソリン)を改質して水素を取り出すというもの。同社では阪神・淡路大震災時に停電でガソリン在庫はあるのに供給ができなくなったということを教訓に、スタンドに燃料電池を配置し、非常時の供給を可能にすべく研究を重ねてきた。

燃料電池から取り出した電力はスタンドで使用する総電力の40%に達し、発電の際に発生する熱で沸かしたお湯は洗車に利用できるという。スタンドの電気料金は年間500万円相当というが、燃料電池の導入でこれを10%相当額の50万円にすることも可能としている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る