列車が来ると上がる遮断機! 天災でも鉄道の責任重大

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列車が来ると上がる遮断機! 天災でも鉄道の責任重大
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埼玉県熊谷市で昨年8月、秩父鉄道の踏切制御装置が落雷によって破壊され、列車接近時に遮断機が作動せず、クルマと電車が衝突するという事故が起きたが、埼玉県警は秩父鉄道の電車運転士ら4人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。

事故は昨年の8月9日に熊谷市内で発生した。秩父鉄道線の踏切制御装置に落雷があり、装置が故障して「列車がいないときに遮断機が下り、接近時には上がる」という、通常とは逆の動きをした。このため、遮断機が下りていない=列車がいないと判断したクルマの運転手がそのまま進入したところ、接近してきた電車と衝突、全身打撲で死亡している。

同鉄道の踏切には作動を知らせる表示機があり、電車の運転士はこの点灯を確認して進行させるが、当時は表示灯が不点灯だったにもかかわらず、列車を進行させたために事故を起こしたと警察は判断。今回の書類送検に踏み切った。

《石田真一》

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